今回のブログでは私が2012-2013年にスウェーデン留学中に出会った、一風変わったビジネススクール”Hyper Island“について紹介します。
私がスウェーデンで留学していたのは南スウェーデンのブレーキンゲ(Blekinge)地方のKarlskrona(カールスクルーナ)という港町。
人口は6万人ほどで17世紀末よりスウェーデンの軍港としての役割を担っており1998年には世界遺産に、現在もスウェーデンの海軍基地があります。
地球の歩き方には世界遺産都市として小さく紹介はされているだけの小さな街。
そんな街で出会った世界が注目し、「Web業界のハーバード」とも称される教育機関が今回紹介する「Hyper Island」。
Web業界のハーバード?ハイパーアイランドとは
ハイパーアイランドの存在は一緒に留学していた子を通して知ったのですが、当時日本でも徐々にメディアに取り上げられはじめており、「そんなイケてる学校が同じ街にあるなら是非行ってみたい!」と、とても興味を持ったのを覚えています。早速、私と同じ学校でハイパーアイランドにも通っている生徒と知り合いハイパーアイランドの校内を案内してもらえることになりました。
ハイパーアイランドは今でこそスウェーデン以外にもブラジルやシンガポール、イギリスなどにも校舎を構えるハイパーアイランドですがはじまりは、この元海軍の牢獄であるカールスクローナ校。
ちなみに、校舎が位置するのがカールスクローナの群島の一つ、スタムホールメン島に位置することから名前にアイランドがついているそうです。
ハイパーアイランドの元牢獄校舎に潜入!
校舎が1860年まで海軍の監獄だったということは有名な話ですが、ここからは実際に私が見学させてもらった時に撮影した当時の写真と共に紹介したいと思います。
まずは生徒たちが出入りする入り口。しれっとハイパーアイランドの表札があるだけ。
生徒はカードキーで開けて入るとまずは玄関部分?というかスペースがあります。元牢獄ということもあってかこの部分は少し暗めですね。
入り口より右手の部屋に大きく開けたスペースがあります。ハイパーアイランドには教室などはないので、ここでみんな自由に作業やプロジェクトを進めていくようです。
このエリアにはハンモックや卓球台があったりといわゆるイケてる外資系オフィスみたいな空間。
次は廊下部分で、ここはまさに元牢獄といった作りで左右に元独房の小部屋があります。ただ、天井から光が入ってとても開放感のある素敵な空間になっています。
2階も光が入っており言われなければ元監獄って気づかないかもしれない?と思っていましたが、、、w
なんと各部屋の扉は牢獄時代のものをそのまま使っており小窓が独房そのまま!w
ちなみに、元独房の中は作業スペースになっており生徒たちはこちらで作業をできるようです。独房の中で作業するのはどういう気持ちなのでしょうか。。。集中できるのか?できないのか?笑
こういう感じで写真多めに紹介しましたが、この他にも全校生徒で集まれるような大きなホールなどもありました。
さいごに
実は見学にいったのが10月のハロウィン前ということもあって、今度のハイパーアイランドのハロウィンパーティーに来なよーとお誘いいただき生徒でもないのに参加してきちゃいました。笑(写真真ん中のクレオパトラが筆者)
ハイパーアイランドはその教育スタイルはもちろん、高いコミュニケーション力が社会から評価されているようでみんなとても気さくに話かけてくれて(ただ酔っていたという説もあるw)楽しいハロウィンパーティーでした。
いかがでしたでしょうか。ハイパーアイランドについては日本のメディアでもその教育方法やプログラムに注目が集まっており日本人留学生も徐々に増えていると思いますが基本多くの方はストックホルム校にいってカールスクローナ校にわざわざ留学される人は少ないのかなと思います。
そんなまだあまり日本人にも知られていないカールスクローナ校の魅力を少しでもお伝えできてたら嬉しいです。