アボカドを種から育てたいのに、全然芽が出ない。どうしたらよく育つのかしら。
そんな悩みをもった方のために、1Kの一人暮らしのお部屋に約30の植物たちを育てていた筆者が試行錯誤を繰り返した経験をもとにアボカドの種の発芽方法・育て方をお伝えします。
このブログでは、以下の3つの項目をメインにまとめて紹介しています。
- アボカドの種の収集方法
- 水耕栽培に必要なもの
- 発芽しやすくするコツ
どれも簡単なことばかりなので、ぜひアボカドが好きな人、植物を育てたいと思っている人はぜひアボカドの水耕栽培に挑戦してみてくださいね。
もくじ
水耕栽培とは?
まずはじめに「水耕栽培とはなに?」とは、土を使って育てる土耕栽培栽培が主流なところ、近年は土を使わず水と肥料だけで育てる水耕栽培も人気が出てきています。
そこで、水耕栽培のメリット・デメリットについてお伝えします。
個人的には、観葉植物を育てたいと思っている多くの人が気にしている虫がつきにくいといった点と、水やりの頻度が土耕栽培と比べて極めて少ない点は大きなメリットだと思います。
アボカド水耕栽培用の種
私みたいにアボカド栽培にハマりもっとアボカドを育てたいという方に私がどうやってアボカドをあつめたかを教えます。
私はアボカドの種を発芽させるといい感じの観葉植物になることを偶然知り、最初は自分自身で食べた種を使って水耕栽培に挑戦しはじめました。
しかし、一人暮らしだと毎日アボカドを食べるわけではないので、種をたくさん入手するの結構難しいですよね?
食べたとしても種が小さすぎたりと栽培に向いてないアボカドの種に出会ってしまうこともありますし。
ただ、発芽のタイミングは限られているので(発芽は気温20度以上で発芽するといわれています)、暖かい発芽するタイミングにできるだけ多くのアボカドの種で挑戦することが発芽の確率をあげることにも近づきます。
そこで、私がアボアドの種を集めるために実践したのは、以下の2つ。
- 会社の同僚に食べたアボカドの種をもらう
- アボカド専門店に行った際に捨てる種をもらう
今思えばお店でアボカドの種をくださいと言うのは結構やばい客だったと思いますが、種は捨ててしまうものなので皆さん快く寄付してくださいましたよ。
このようにして、アボカドの種をできるだけ多くの種を集めました。
水耕栽培に適したアボカドの種とは
今、アボカドも様々なサイズがあります。
中をわってみたら身が大半で種が真ん中にちょこんと入っているものなど、食べる目的で買っているのでそれはそれで嬉しいのですが…
ただ、栽培の観点でいうと、最終的に育っていったのは大きな種のアボカドでした。
アボカド水耕栽培に必要なもの
アボカド栽培を実施する上で必要なアイテムはたった5つ!
- 食べたあとの乾いていないアボカドの種
- キッチンペーパー
- ジップロック付きビニール袋
- アボカドをいれる小さめのコップ
- 爪ようじ
水耕栽培をするための容器は紙コップなどでもいいのですが、おしゃれにしたい場合は以下のような水耕栽培専用の容器を使ってみてください。
アボカド水耕栽培手順
では、早速私が実践した栽培方法とコツをお伝えしたいと思います。
アボカドを食べる
食べた後の種は乾燥させると発芽率が悪くなるので、もし友人などから種をもらう際は、ぬれたキッチンペーパー&サランラップなどで包んでもってきてもらうといいと思います。
洗い、アボカド種の皮をむく
意外と皮を剥かずに水耕栽培に挑戦している人を多く見受けるのですが、この種の茶色い皮をむくことが重要です。
食べた後は簡単に水洗いし、包丁で軽く切り込みを入れて茶色い皮をむいていきます。
包丁で少し切り込みを入れてあげると案外綺麗に向けます。このアボカドの種の皮むきをするかしないかで発芽率に大きな差があるので是非やりましょう。
ここがポイント!アボカドの種発芽
綺麗に向き終わったら、実際に発芽させます。ここが一番根気がいる+一番楽しい段階なのかなと思います。私は2つの方法で発芽に挑戦したので紹介したいと思います。
アボカド水耕栽培 方法①
ぬれたキッチンペーパーで包み、ジップロックなどの密閉の袋に入れて室温で放置します。
この方法はオーストラリアのインスタグラマーの人が紹介していた方法なのですが、発芽率は結構高かったと思います。
ただ、キッチンペーパーが乾ききらないように注意する必要があるのと、都度キッチンペーパーを開いて発芽状況を確認することになるので、こちらは少し面倒な方法です。
アボカド水耕栽培 方法②
日本ではこちらのアボカドの種を水に半分ほどつけて発芽を待つ方法です。
種が入るサイズのコップで、アボカドの種の半分が水に浸かるようにセットします。もし普通のコップを使う場合は、種が落ちやすいと思うので、爪楊枝を3箇所ぐらいさして水位を調整します。
この時注意していただきたいのは、種は発芽するのに大体気温が20度以上必要です。発芽しないな〜と思っていても、気温が暖かくなると突然芽がでてきたりします。
水耕栽培アボカドの成長を楽しむ
発芽して、根が出てきたら少し深めの容器に移して、そのまま水耕栽培を楽しんでもいいですし、土に植え替えても大丈夫です。
私はこの1年ほどずっと水耕栽培のまま時折水を付け足すぐらいで見守っておりますが、手間もかからず強く生き抜いてくれています。
もし、ハイドロカルチャーでアボカド栽培を楽しんでみたい方は以下のブログを参考にハイドロカルチャー栽培に挑戦してみてください。
アボカド水耕栽培の発芽率を上げるコツ
まず声を大きくしていいたいのは、成功のポイントはまずは数を打つこと!
「え、そこ?!」となるかもしれないですけど以下でお伝えする手順を踏んでも発芽する種、しない種、様々です。
そこで私は上記でお伝えした方法でできるだけよりたくさんの種をゲットして一時期は一気に10個以上のアボカドの種で水耕栽培に挑戦していました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
アボカド栽培の大きなポイントは
- 種を多く集める
- 大きめのアボカドの種を集める
- 茶色い皮をむく
- 気温の高い時期(20度以上)に挑戦する
ぜひ、暖かくなったらできるだけ多くの種をゲットして、栽培に挑戦してみてください。